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2009年1月 9日 (金)

■日本百名山 「霧島山」

今日の一日一賢

■日本百名山 「霧島山」






コース選び
 韓国岳登山口と韓国岳山頂との標高差は450メートル余り。霧島山の最高峰に立つとはいえ、往復するだけでは味けない。ここでは、大浪池を巡るコースを組み合わせたい。韓国岳からの展望はもちろんすばらしいが、美しい大浪池と、下山路に広がるアカマツやツガ、モミなどの樹林帯を歩くことができるのは、このコース取りでしか味わえない魅力。このほか、南西の大浪池登山口を利用するコース取りもある。

基本情報
日程: 登山口午前発日帰り
歩行時間: 5時間10分
標高差: 525m
適期: 3月上旬~12月上旬

 紀元節を復活するかどうか、2月11日が近づく毎に問題になっている。その論議は差し措いて、大戦前に教育を受けた私たちにとって、「雲にそびゆる高千穂の、高嶺おろしに草も木も……」の歌は忘れがたい。私などは明治40何年かに小学校へ入って以来、毎年紀元節ごとにうたってきた歌である。

 その雲にそびゆる高千穂の高嶺は、霧島山の代表である。建国の記念日の歌に高千穂を持ってきたわけは、わが国の創始を説く『古事記』に、天孫ニニギノミコトがこの峰に降臨されたと記してあるからである。「日向之高千穂之久志布流多気」と書かれている。

 そしてその高千穂峰の頂上には、有名な天の逆鉾が立っていた。もっともその逆鉾の史的価値についてはいろいろな論があった。高さ2、3尺、先の方に十字架のように横手が出ていて、それには異様な人面が鋳出されていた。古代のものでないことだけは事実である。

 天孫降臨は神話的伝説であろうが、その伝説にふさわしい秀麗な山容を、高千穂峰は持っている。この峰を最も美しく眺め得るのは、霧島山群中の一峰大幡山であろうか。そこからは南へ真正面に高千穂を望むが、左に二ッ石、右に御鉢、の二峰を従えて、左右相称の形でスックとそびえ立った姿は、まことに神々しく品格がある。ことに霧島の他の峰々はたいてい灌木に覆われているのに、高千穂峰だけは一木も着けず、黒々とした肌であるのも美しい。

 霧島山全体を含む約二万町歩が国立公園に指定されたのは昭和九年(1934年)だというから、国立公園として最も古いうちに属する。山あり、湖あり、高原あり、温泉あり、といった自然の変化に恵まれている上に、国の創めの伝説の地であるから、国立公園として最初に挙げられたのも当然だろう。 (後略)

※出典:深田久弥『日本百名山』(1964年新潮社刊)の朝日文庫版から再録

霧島山の自然環境について学べる博物館

えびのエコミュージアムセンター/えびの市


大型の写真やパネルを使って霧島の
地形や動植物を紹介している

 霧島連山の最高峰である韓国岳の北西麓、えびの高原にある自然博物館。標高1200メートルの地にあるため夏は涼しく、冬は付近の山肌に霧氷が見られることもある。

 館内では、霧島の地形や動植物などを、写真や標本、映像で紹介している。ほかに、霧島で見られる動植物の写真を検索できる端末や、霧島の自然に関する映像をスクリーンで上映するレクチャールームがある。周辺の自然研究路や登山ルートがわかる地形模型もある。最新の情報や写真を集めた掲示板は、登山やドライブ途中の情報収集に便利だ。

 センターは不動池や六観音御池展望台などを1時間40分ほどで散策する「池めぐり自然研究路」の出発地でもあり、自然探索の拠点として多くの人が訪れる。

 
霧島に数多く自生するブナやアカマツ
などの年輪を比較する展示


えびの高原に立ち、ログハウス風の外観

所在地: 宮崎県えびの市末永1495-5
電話:0984-33-3002
営業時間: 9~17時
定休日: 月曜(祝日の場合は翌日)
料金: 無料
駐車場: 共同駐車場200台(1日410円)
交通: 九州自動車道えびのICから車で25分

皮膚病に効くと評判の山奥の名湯

霧島新燃荘/霧島市


混浴の露天風呂。男女別の
内湯のほか、湯治客専用の
浴室もある

 アカマツ林に囲まれた新燃岳の中腹、標高920メートルの位置に立つ民営の国民宿舎。自慢は、年間約6万人が訪れるという新湯温泉。乳白色をした湯には大量の硫黄分が含まれており、水虫やアトピーなどに効能があると言われている。館内には混浴の露天風呂や男女別の内湯のほか、ツガの木をくりぬいて作った家族風呂もある。料理は、マスなどの川魚料理や黒豚のとんかつなどの郷土料理が味わえる。

 
標高1421メートルの新燃岳の
中腹に立つ

所在地: 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968
電話:0995-78-2255
営業時間: 外来入浴:7~22時(21時まで受付)
定休日: 無休
料金: 1泊2食付7350円~、外来入浴500円、
    自炊1泊3150円~、休憩1000円(3時間以内)~
駐車場: 40台
交通: JR日豊本線霧島神宮駅から車で20分
    (霧島いわさきホテルから送迎あり・要予約)

店主が厳選した新鮮な鶏を味わう

地鶏のみやま 霧島店/霧島市


白いのれんとオレンジ色の
屋根が目印

 九州産を中心とした特選鶏や薩摩地鶏を供する店。店主が厳選した特選鶏はくさみがなく歯ごたえ抜群。自家製の刺し身ダレで味わう「刺し身盛り合わせ」は、単品(各630円)でも味わえるモモ、キモ、ズリ、ハツの4種が含まれている。鉄板焼きは、さらりとした特製ダレで下味をつけたモモのほか、キモ、皮など5種(735円~)があり、タレか塩を選んで味わう。締めには鶏肉とタマネギを煮込んだ「地鶏めし」が人気だ。

 
左手前から時計回りに「地鶏
めし」(735円)、モモの「たれ
焼き」(840円)、「焼き盛り合
わせ(塩)」(2~3人前・2300
円)、「刺し身盛り合わせ」(2
人前・1260円)

 
所在地: 鹿児島県霧島市霧島田口1611-10
電話: 0995-57-0201
営業時間: 11時30分~21時(売り切れ次第終了)
定休日: 木曜
駐車場: 30台
交通: JR日豊本線霧島神宮駅から車で8分



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